2020/05/03 13:54
こんにちは!蒼志の西山です。
5月に入り、富山は気温が急上昇(汗)
昨日は車内にある外気温計が30度を超える暑さを表示!
熱風が吹いていました(汗)
体調管理、しっかりなさってくださいね。
こんなに暑いと、もう単衣や夏物が頭をよぎります。
でも意外と5月は暑い日や涼しい日が行ったり来たり…
コーディネートどうしようってお声、よくお聞きします。
いわゆる暦通りの衣替えやコーディネートは他所にお任せして
ふだん着物を楽しむアイディアを少しご紹介いたします。
気温が上がって暑さを感じ始めたら
着物!
の前に、まずは下着、襦袢など、着物の下に着るものを薄いものに変えていきます。
それでも暑いね、Tシャツだね、となったら
着物を袷(裏のあるもの)から単衣(裏の無いもの)に
さらに夏物(透けるもの)に変えます。
ざっくりですけど。
そんな中、帯締めはどうする?となることが…
日々の気温に合わせて
袷や単衣、夏物の着物と、手持ちの帯、夏帯、半幅などコーディネートしていくと
どの帯締めを使ったらいいの?合うものないよ(汗)って。
そんな場面、ありませんか?
そんな時は帯締めの分類から始めましょう。
1.太いもの
2.中間(よく見る「ゆるぎ」とかの幅、写真の平組は約1.2㎝幅)
3.細いもの(3分紐もこちらに入ります)
4.夏物(レースや透けてる組み方の物)
とても簡単(笑)
寒い時期は1の太いものを
暑くなるにしたがって3や4の涼しげなものに変えていけばいいのです。
で、アイディアはここから。
写真は夏物の着物に麻の帯、つまり夏のコーディネートですが
2の帯締めを使用しています。
ただし普通の本結びにするとやっぱり帯締めだけ重く暑苦しいので
結び方に工夫を。
3分紐の応用のような感じです。
①帯締めの真ん中に一つ結びを作る(これが帯留めの代わりになります)
②帯締めを普通に結ぶ
③①で作った結び目を体の真ん中に回して出す
こうすると、体の前に出る帯締めが重ならず一本に。
すっきりと見せることができます。
帯締めには本来、季節はありません。
夏物の着物には夏物の帯締めを使わないといけないなんてことはないのです。
帯締めはコーディネートの肝!
選択肢を増やして色合わせ、楽しんでくださいね。
近々、web shopでも単衣夏物アップいたしますのでお楽しみに~